泰心堂の根拠

~論理構造的に適切な施術のために~

 藤井崇次(泰心堂)の論理的かつ合理的な施術に対する探究は、従来型の経験知だより、勘頼りの自称 東洋医学的鍼灸に対する懐疑から始まりました。

 たとえば”脈診”という行為。脈診という行為は如何に年月をかけたかではなく、Relational DataBaseが形成され、それが参照可能な状態であるか否かが鍵である。

 つまり、その脈状が過去のだれのどういう時に似ているのか、そしてその人はどういう徴候(サイン)をほかに示していたのか、そしてそのときに取った施術方針に対してどの方にからだが変化し、それが次回までにどのような変化を及ぼしたのか、……などなど参照すべきものは多いのだが、多くの先生の教え方が、手首をつかんだ感触を適当に評価して、学生にそれを触らせて、適当な解説をするという様式が多い。それで学べるとは思わない。

 また、脈が整ったからと言って、症状が軽減していたり、骨格構造が整っているとは限らない。

 それは果たして論理的と言えるのか? 合理的と言えるのか? それは効果的と言えるのか? 究極的にはそれは顧客のニーズにこたえられているのか?


 こういった疑問から様々な療法を研究し、根本治療とは何か? どうして症状は発生するのか? それはどこでどのうような徴候(サイン)として確認されうるのか? そしてそれは経絡や蔵府という概念、ある意味で非常に便利な妄想ではなく、からだの構造、仕組み、機能的にどのように改善、解消されていくのか?


 この難問に向き合い続けて、確信した結論は

1.:良くなる、問題が解決すると思える場所であるか。専門性、雰囲気など。もちろん合理的な調整方法も。

2.認識:認識されない症状はからだが修復・調整しようとしない。いつも通りの状態は、良い意味でも悪い意味でも安定している故に、調整しようと体が反応しない。

3.反応:認識を改めるには、前と後が違うとからだの認識させる必要がある。施術はそのための調整的刺激であるべきであり、それがどう変化したかを意識的にあるいは無意識的に確認することこそが施術者側にとって最重要のことである。みだりに力を掛ければよい、時間を掛ければよいというものではない。むしろ力は負担となる、時間もまた負担となることを施術者は認識するべきである。

の三要素が必要であるということ。


そしてその外形として

1.骨格構造が解剖学的に正しい位置に近いこと、あるいは機能的に正常な範囲に収まっていること

2.自律神経系の機能が正常に働いており、機能低下を示す部位を正確に認識できていること

3.自律神経系の機能および生理的な反応を外的要素によって阻害されない状態であること

が大事になります。


この状態が整った時

1.脳機能低下=自律神経系の機能低下を起こしていた、蓄積疲労状態が解消されやすい状態となる。

2.自律神経系の機能低下により、機能低下を起こしていた筋・関節は昨日を取り戻し、収まりの良い位置関係に戻りやすくなる。その結果、関節可動域(ROM)、筋反射などが回復する。

3.筋・関節の位置関係が、正常な位置関係に近づくので、捻じれなどズレていたことによる神経圧迫、体液循環不良状態などが解除されやすい状態になる。その結果、神経痛、体液循環不良による痛みや、回復遅滞状態が解除される。

4.自律神経系の機能低下が解除されたことにより、自律神経系の不調による可逆性(元に戻る)の高い症状が解消されていく。※不可逆性の変性を起こしている場合は、新しい均衡(バランス)を獲得する。

5.結果として、心身に関わる悩みが解消されやすい状態となります。


そして、施術とは鍼灸、整体、カイロプラクティック系の技術問わず徒手調整術の目的はこの状態を再現するためにあります。




泰心堂の習得&研究鍼灸術一覧

  • 積聚治療(経絡積聚治療) 小林詔司(積聚会)、関東鍼灸専門学校
  • 経絡治療 故 鷲尾正一より直伝
  • 六王鍼(鴻仁式十二鍼穴法) 直伝
  • 大師流小児鍼 直伝
  • 高麗手指鍼術(瑞金療法協会) 研修過程修了
  • 反応点療法
  • 耳鍼法
  • 手根足根鍼法
  • 陰陽交差刺法
  • 赤羽氏法 皮内鍼法
  • 中国家伝鍼灸 3流派
  • 良導絡
  • BNF療法

徒手調整術編

クラニアルテクニック

上部頸椎調整

篠崎式仙骨内臓テクニック

緩消法